TOEIC470点以下の人は人生の中で大学受験がもっとも英語の実力が高かった、もしくは、そもそも中学、高校で勉強していない人でしょう。そのような方は英語の基礎知識さえあやふやですので、TOEICで800点以上取るには時間がかかることは覚悟しましょう。しかしながら、正しい順番で且つ時間をかけてキチンと勉強すれば十分実力をあげていくことができます。
(学習順序)
順番1)発音
1)英語耳ドリル
英語耳ドリル1ヶ月ほどやりこみ、発音と英語が聞きとれる耳を身につける。
英語の音に慣れる。英語学習の音の部分はすべて発音が関係しますので、
先に学習したほうが効率が良いです。
本だけでイメージがつかみづらい方はUDA式のDVDを活用しましょう。
英語の発音はUDA式30音トレーニング(DVD)!
2)順番2)英語に慣れる
平易な英語導入本で英語に慣れます。CD付のもので音を確認しながら読書できるもの。
出てくる英語の文章はCDにあるものを真似して5回以上は“音読”しましょう。
この順序2は順序1の発音と並行しておこなってもokです。
特におすすめはイギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶです。
この本はCD+絵+解説と全てついています。
また、ラダーシリーズの絵で読む英語もよいです。音声はダウンロードして購入できます。
上記の本に書いてある英語さえわかないという方は中学、高校とほぼ何も英語を勉強していないという方になりますので、その場合は中学校の英語の勉強をする必要があります。
書店にある中学の教科書ガイドをCD付で購入し、中学校1年、2年、3年と全て3回づつ読破してください。
中学校英語を勉強したくない、でも英語は身につけたいというかたは
残念ながら、練習しないで野球がうまくなりたいと言っているのと同じなので
英語の勉強そのものをあきらめたほうが良いですね。
順番3)スカイプのオンライン英会話レッスン
順番1、2が1ヶ月くらいで終わったら早速、英会話の実践に入りましょう。
ここはDMEキッズを選択します。TEENでもなくKidsです。
基本中の基本を英語で学びます。
1レッスン25分ですが、週のうち過半数の4日は受講しましょう!
このオンラインレッスンは他の勉強と並行してマイペースで継続して続けていきます。
★DMEキッズの風景
DMEキッズは私が受講しているEnglish-BELLで受講できます。
順番4)中学レベルの英文法を勉強する
順番3を行いながら、中学レベルの英語の問題集1冊を3回以上行って、
英文法の基本を身につけてください。必ず問題集で何度も間違えて、
あやふやなところをつぶしましょう。ここが凄く大事です。
これがキチンとできれば、後は英語の勉強時間を積み重ねていくだけです。
順番5)瞬間英作
順番4の中学英文法が理解できたなら、瞬間英作トレーニングで
日本語⇒英語の回路を頭のなかに作ります。
このトレーニングをキチンとやれば、英語をしゃべることが本当に容易になってきますし、かつ、英語の基本文型が頭に入り今後、英文を読むことも格段に楽になります。
1)どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
を5回以上やって、どの英文も瞬間で話せるようにする。
2)スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング
上記の”どんどん話す~”が終わったら同様にシャッフルで行う。
順番6)英語の音読を行う
上記の瞬間英作が終わったら、英語の音読をしましょう。
こちらもCD付のものが良いです。
”英会話絶対音読”や”みるみる英語力がアップする音読パッケージ”
は音読に加えリピーディングやシャドウイングといった音読勉強の
方法まで解説してあるので、お勧めです。
ただし、”絶対音読”に解説がある音読筆写についてはやりたい方はやってもいいですが、
私は疲れるわりに効果が薄いと考えてあまりお勧めしません。
順番6の音読が3冊ほど終わり、DMEKIDSも完了したところで勉強開始から半年くらい経過しているでしょう。英語の基礎学力が相当培われていることになります。ここで一度TOEICを受験してみてください。
まず500点前後くらいは、取れると思います。
TOEICを受ける自信も時間も無い人はCACECでも良いです。自分の実力を計測してみましょう。
その後はこちらの記事でTOEIC800プラス英語ペラペラまでいきましょう。
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ピンバック: TOEIC700点をとりあえず突破したい人向けの勉強法 | TOEIC800プラス英語ペラペラの勉強法