TOEIC700点をとりあえず取りたいという方もいらっしゃるでしょう。
例えば、会社に強制されたとか、就職、転職を有利にするため履歴書に書きたいとか。
英語をペラペラしゃべることはできませんが、700点を取るだけ
ならばTOEIC対策に集中すれば6-8ヶ月もあれば十分とれます。
ただし、実力として、英語を大学受験でそこそこ勉強した方向けです。
中学、高校とほとんど英語を勉強しなかった人はこちらを参考にして
基礎固めをしてください。
以下の方法はペラペラしゃべれるようになるスピーキング練習は減らしていますので、
700点取った後に、しゃべりたい時は別途スピーキングを主体にした
トレーニングを行う必要があります。
(学習順序)発音⇒英語になれる⇒文法⇒語彙⇒TOEIC対策です。
◎TOEIC700点突破の勉強法
★最初の1ヶ月
1.発音を勉強する。
発音は最初に身につけることで後のリスニング練習を容易にします。
英語耳ドリルでFly to the moonを100回以上聴き、付属のバイエルを毎日発音する。
2.英語に慣れる。
これは発音と併行して実施します。
音読パッケージか絶対音読シリーズ(入門編が良い)を行う。
最初はCDをリスニングし、その後音読やリピーディングで、
聴いても発話しても意味がわかるように繰り返す。1文10回以上しましょう。
英語のCDの音声教材はIpodなどのプレイヤーに保存して、通勤時間、トイレ、フロ、どこでも
可能な限り聴く時間を確保する。音に意識して聴く時と単なるかけっぱなしを組み合わせる。
かけっぱなしについては伊藤サムさんのやさしくたくさんを参考に
★1,2が終わって1-2ヶ月
3.瞬間英作を行う。
瞬間英作で英語の基本文型を定着させます。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニングを5回くらい繰り返し行い、
テキスト全ての英文が日本語を見た瞬間に滑らかに出るまで練習する。
このトレーニングを終えると英語の基本文型が体得でき、英語学習に対する自信が実感できます。
★3が終わって1-2ヶ月
4.英文法を勉強する。
大学受験で利用したものを3-4回繰り返し行う。
無ければForestなど満遍なく文法項目を抑えているもの。ただ、Forestは結構厚みが
あるので、本屋さんで自分でやりきれそうなものを探しましょう。
ここで英文法を理解していないと今後の英文解釈や長文のリーディングで
行き詰ります。手を抜かずにやりましょう。
★4が終わって1-2ヶ月
5.語彙力を高める。
最低限の語彙が無いと問題を読むことさえできませんので、ここは手を抜かずに
語彙力を高めます。文章型の例文つきで例文ごと覚えていきましょう。
DUOを何度も繰り返しするのが良いです。CDも購入し、音声も利用して複合的に
覚えましょう。DUOの単語がほとんど知らない人はDUOの前に
速読英単語(入門編)などの基礎単語を文章のなかで鍛えていきましょう。
★5が終わって1ヶ月
6.文法特急
ここからTOEIC対策に入る。TOEIC独特の問題形式に集中することで、
効率よく得点アップを目指す。
特に花田氏の文法特急は問題の質、解説の分かりやすさ、持ち歩きやすいコンパクトさ、
がそろっている非常に良い問題集です。
新TOEICTEST文法特急 を5回以上繰り返し解く。他のテキストはせずに
これだけに集中しましょう。
特に3-4回目からは解くスピードに意識して解答スピードをあげる練習もする。
なぜならば、TOEICのリーディングパートは時間切れのケースが非常に多いからです。
音声データもあるので、2週目からはこちらも利用してリスニング、シャドーイングなどで学習する。
文法特急2に書いてあるのですが、tommyさんはなんと500回以上も繰り返し
解くことで、文法パートの点数が安定したそうです。
★6が終わって1ヶ月
7.よりTOEICに近い問題を解く
最後の仕上げとして、TOEICの実際の問題に近い形で、
問題をできるだけ数多く解く。当然。間違えたところは覚えていく。
TOEIC公式問題集や模擬試験問題集を活用しましょう。
ここまでやりきれば十分700点はとれるはずです。
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